蒼雪庵

いまだに推敲中

あとがき 

諸君、よくぞここまでたどり着いた。 私は王の中の王、竜王のひまごである。 この作品の最終章で蒼雪が構成上私のエピソードを入れられなかったため、急遽あとがきに抜擢されたのだ。愚かな奴だが、まあよい。 私の語りで読めることを光栄に思うがよい。 あ…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・204 ~完

【ムーンブルクの王女の手紙】 私達と心を共にする、親愛なる皆さんへ。 ロランとランドがアレフガルドで消息を絶ってから、3年がたちました。 魔物は、森や草原に棲む動物と同じで、いなくなりはしません。邪教団が消滅してからは、活性化していた魔物の活…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・203

【サマルトリアの王子の手紙】 父上。かわいい妹アリシアへ。 こんな形でお別れを言う日が来るとは思いませんでした。 ごめんね。でも、ぼくは行きます。ロランは今ひとりぼっちです。誰かがそばにいてあげなくちゃいけない。 それはぼくの役割ではないかも…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・202

【ローレシアの王子の手紙】 このような形で、愛する父上や皆に別れを伝えることを、とても心苦しく思います。 ローレシア王家第4代目継承者である、ロラン・ロト・ローレシアは、この身分を返上し、ただひとりの旅人として、この国を去る決意です。 今まで…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・201

【ムーンブルクの王女の手記】 ここまで読んでくださった方が、もしいるとしたら……あなたは私達と共に、長い戦いの旅を乗り越えてきたのでしょう。そのことにまず、お礼を申し上げます。 私達と心を共にするあなたへ。私、ムーンブルク王家最後の継承者、ル…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・200

最終章 【勇者達の凱旋】 天意の祠にあった旅の扉は、ベラヌール法王庁の執務室にある旅の扉と直結していた。ロラン達が出現すると、法王ハミルトをはじめ、多くの神官や僧侶、異端審問官までもがそろって拍手したので驚いた。「いましがた、暗黒に包まれて…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・199

「ロラン!」 力の盾で体力を回復させたランドとルナが、手をついて着地したロランに駆け寄ってきた。「やったあ、やったよぉロラン!」「うん、もうだめかと思ったけど……うわっ?!」 ロランはのけぞった。ルナがいきなり抱きついたのだ。「ルナ……」「勝っ…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・198

雷鳴がとどろいていた。大蛇のような稲妻が周囲を駆け巡っている。「――っ!」 ロランは、拳で床を打った。「勝てないのか、どうやっても!」 拳を床に置いたまま、ロランは顔を上げなかった。ランドも沈痛にうつむいている。(本当に、本当にそうなの……?) …

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・197

【破壊神】 これが神だというのか。ロラン達は慄然としてそれを見上げた。 頭部に長く伸びた二本の白い角。顔の両脇には鰭(ひれ)が生え、鼻はなく、牙が生えそろった巨大な口はこめかみまで裂けている。 4本の腕は三本の鉤爪で虚空をつかみ、宙を泳ぐ足も…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・196

【ハーゴン】 広大な青白い結界に守られた薄暗い聖堂に、低い祝詞が響いていた。 巨大な邪神の像の足元には、なみなみと生き血を湛えた溝があった。邪神官ハーゴンはその前にひざまずき、一心に祈っていた。「……誰だ。我が祈りを邪魔する者は」 ロラン達が背…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・195

【ベリアル】 双塔を支える5階の階段は、左の塔につながっていた。終わりがないのではと思うほど長い階段を上りつめると、屋上に出た。正十字形になった頂上部の右――ロラン達から見れば正面から、床材を並べた細い橋が渡っている。橋には手すりがなかった。…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・194

【バズズ】「よぉおおこそ」 嫌らしい笑みを満面に、紫色の猿魔が迎え出た。 悪霊の神々の一柱――狡猾の主、バズズである。 5階は、左右に壁と柱が断続的に並ぶ吹き抜けの回廊だった。バズズの背後に、双塔へつながる階段室が見える。 風が出始めていた。ま…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・193

刃はアトラスの足の甲を割った。鮮血が噴き、ロランの顔と胸元に飛び散る。アトラスが吼え、傷つけられた足を振り上げた。「くうっ!」 剣を手放すわけにはいかない。柄を握ったロランは乱暴に振り回された。稲妻の形をした刃はアトラスの肉に食いこみ、どん…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・192

【アトラス】 教壇の奥には、上階へ通じると思われる巨大な部屋があった。しかし、教壇の真後ろから部屋の外周にかけて、強力な結界が青白い光を放っている。部屋の内部は堅牢な壁に囲まれていて、見ることはできない。 ランドがトラマナの呪文をかけ、結界…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・191

「我が幻術が破られたか……」 幾千の蛇身が融合してできた十字架の前で、邪神官ハーゴンはつぶやいた。聖堂に据えられたかがり火が微かに揺らめいている。合わせて揺れるハーゴンの影よりもっと暗い影が、後ろに三体控えていた。 アトラス、バズズ、ベリアル…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・190

精霊ルビスの名を胸で唱えると、どこからともなく声が聞こえた。 ――ロランよ。今あなたが見ているのは、ハーゴンが作ったまやかしです。惑わされてはなりません。さあ、心の目を開き、すべてを見るのです……! ロランの目の前が真っ白な光に覆われていく。潮…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・189

「おお、ここにおられましたか、ロラン王子!」 若き近衛兵長のシルクスがロランを見つけて足早にやってきた。見知った顔にほっとして、ロランはシルクスに問いかけた。「シルクス、僕はどうやってここに来たんだ?」 シルクスは端正な顔をきょとんとさせた…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・188

第5章 悪霊の神々【やすらぎの城】 ハーゴンの神殿を目指して、ロラン達は雪に覆われた大森林を西へ歩いた。 道すがら、ルナがロランとランドに話した。元はベラヌールで大神官の地位に上りつめたハーゴンが、いかに邪神官になり、邪教を広めていったかを。…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・187

【手をつないで】(真っ暗だ……) ぼんやりとロランは暗闇にたゆたっていた。 胸の重苦しさは消え、 とても安らいでいた。自分へ向けた怒りや憎しみは、遠い過去のものとして胸に納まっている。 ずっと握りしめていた骨の感触がない。無数の人骨で作られた呪…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・186

「ロラン、立てる?」 ランドがアークデーモンと渡り合っている間に、ルナがロランを助け起こそうとした。ロランは弱くかぶりを振った。「力が入らないんだ……。動けない」「剣の呪いのせいね。待ってて。今、薬を……」 ルナの背後で断末魔が響く。ランドが剣…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・185

「――いい声だ」 嗤いを含む、くぐもった声がした。ロランは弾かれたように顔を上げ、その場に身構える。 めきめきと灌木や木々を薙ぎ倒しながら、紫色の牛頭の悪魔がこちらへ歩んできた。アークデーモンである。「これは美味そうな子どもだ。……泣いている子…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・184

「――いい声だ」 嗤いを含む、くぐもった声がした。ロランは弾かれたように顔を上げ、その場に身構える。 めきめきと灌木や木々を薙ぎ倒しながら、紫色の牛頭の悪魔がこちらへ歩んできた。アークデーモンである。「これは美味そうな子どもだ。……泣いている子…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・183

【想う心は】 「……ロラン」 ランドは両手で顔を覆っていた。「そんな……ぼくのせいで、呪われてしまっただなんて」 卓を挟んで向かいに座る娘も、沈痛に目を伏せた。「ごめんよ、ロラン、ごめん……」 ランドはすすり泣いた。娘は席を立ち、ランドの側に立つと…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・182

「よくぞ来た、ルナよ。わしはそなたらをずっと待っておった」 祠の中央は聖堂となっている。祭壇の前に、初老のたくましい男が立っていた。金と緑、赤を組み合わせた神官の服を着ている。「ロランとランドに会わせてください。一緒に連れて来たんでしょう?…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・181

温かいスープの香りがした。ルナはぼんやりと天井を見上げる。 ふかふかのベッドに寝ていた。白い石でできた天井には、色とりどりの花の絵が描かれている。(私……あの時……)「お目覚めになりましたか」 ふわりと風がなでるような、清楚な声がした。びくりと…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・180

【窮地と叫び】 ロランは、白骨でできた剣を振り上げ、バズズの影へ斬りかかった。3体の悪魔の中では一番小柄で倒しやすそうに見えたからだ。 暗転した空は薄暮の明るさをとどめている。薄闇の中、悪霊の神々の影だけがくっきりと濃かった。 ロランの打ち振…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・179

【無限の花園にて】 見渡す限り、花畑だった。 空は明るい白。 どこかで小鳥がさえずっている。 ランドはぼんやりと卓にかけていた。真っ白な円卓で、金で流れる水と花が縁取ってある。(ここは……) ランドはゆっくりと首を巡らせてあたりを見回した。花畑と…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・178

夜明けになってから、ロランはルナと山を下りた。空は寒々と曇っている。 山といっても、乾いた土と岩、そして凍った雪ばかりの山塊だ。疲労が極まっているルナは、何度も下り道で足を取られていたが、ロランにはほとんど気遣う余裕がなかった。 左手にはロ…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・177

日が落ちた。だが、ロランは淡々とした歩みをやめない。空は丸い月が克明に浮き上がっていた。ルナは何度も視界がぼやけ、意識を失いそうになった。でもロランを見失うわけにはいかなかった。気力を振りしぼって歩き続ける。 ランドを抱えたロランは、進む方…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・176

【持たざる者】 静かだった。 真っ白い天から、雪がはらはらと落ちてくる。怖いほど音がなかった。 押し迫る光芒に、気を失っていたらしい。ロランはうつ伏せていた雪から顔を上げた。すぐ目の前に、橙色のマントがかすかな風に裾をはためかせている。「ラン…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・175

【献身】(ここまでか……。僕の力だけでは、もう……)「――させないっ!」 ロランの目の前が暗くなりかけた時、まだ少年らしさの残る声が鋭く響き渡った。 さかしまにアークデーモンの手にぶら下げられていたランドだ。腰に下げているはやぶさの剣は、顔の傍に…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・174

「危ない!」 ルナが叫んだ。またイオナズンが来るとロランも察し、素早くアークデーモンの肩を蹴って離れる。そこへ、ギガンテスが棍棒を振り上げて乱入してきた。構わずアークデーモンは呪文を唱える。大爆発がギガンテスも巻き込んで炸裂した。「――っ!」…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・173

緑色の肌の巨人ギガンテスが、巨木を削っただけの無骨な棍棒を振り下ろした。ロランは動きを見切って回り込み、足の腱を切った。動きが取れず膝を突いたところを、跳躍して巨大な単眼へ斬りつける。苦鳴を上げ、ギガンテスは棍棒を放り出して両手で傷を押さ…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・172

ロランはランドと共にサイクロプスへ斬りかかった。サイクロプスは腰を落としたまま丸太のような腕を振るった。ランドは身かわしの服の効果も手伝って、軽やかにその腕を蹴って舞い上がると、ロトの剣をサイクロプスの単眼に突き立てた。サイクロプスが怒濤…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・171

【魔群侵攻】 地鳴りが聞こえたのは、未明のことだった。ロランははっとして目を覚ました。風が強い。吹雪になっている。「二人とも、起きろ!」 たき火はわずかな炎を炭化した枝に残していた。土を被せて完全に消し、ロランは素早く毛布を剥がして丸める。…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・170

【雪の一夜】 ランドが笑ってくれたので、ロランは少し安心した。 ロトの剣は不用になったから譲るのではなかった。伝説の勇者の武器であり、ずっとロランの片腕となって敵を倒してきた剣である。ものいわぬ戦友が自分から離れるのは寂しかったが、ランドの…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・169

太陽はわずかに西へ向かっているが、まだ日は高い。雪は容赦なく陽光を針と化し、ロラン達の目を突く。ロランはロトの兜のまびさしを下げ、ランドは防風眼鏡(ゴーグル)を下ろし、ルナはフードをなるべく目深にかぶって照り返しを防ぎながら歩いた。 厳寒期…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・168

第4章 神々の庭【天と地の境で】 群青の空の下、ローブ姿の集団が雪原を歩いていた。先頭を行くのは、背が高く容貌も際立った若い男である。 雪原を渡る凍てついた風に、男の肩まで届く黒髪がなびいた。しかし白皙のおもてに揺らぎはなく、金色の瞳はひたす…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・167

ロランの胸がゆっくりと膨らみ、長く息を吐き出す音を、ルナは緊張して聞いていた。やがてロランのまぶたがわずかに震え、まばたきを繰り返す。「……僕は……」「……ロラン!」 本当に生き返ったのだ。ルナは横たわったままのロランの手を取り、声を殺して泣いた…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・166

ルナはランドの胸の内を探るように見つめてきた。一瞬の疑いは確信に変わり、だが、どこかとがめるような目で。「あなた……使えるのね? 死者を蘇らせるザオリクの呪文を」 ランドは小さくうなずいた。「そう、だから……なのね」 ルナは言いかけ、口に出かけた…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・166

ルナはランドの胸の内を探るように見つめてきた。一瞬の疑いは確信に変わり、だが、どこかとがめるような目で。「あなた……使えるのね? 死者を蘇らせるザオリクの呪文を」 ランドは小さくうなずいた。「そう、だから……なのね」 ルナは言いかけ、口に出かけた…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・165

「ああっ……」 ルナはがくがくと震えていた。最悪の事態が起こっている。だが頭がそれを認めたがらないでいた。 傍らではランドも短い息をしながら震えていた。脂汗が目元を伝う。キラーマシンは倒れたロランを無視し、こちらへ歩み寄ってきた。淡々とこちら…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・164

ドラゴンは竜王の忠実な配下として知られ、ロラン達の先祖が竜王に勝利して以来、地上に姿を見せることはなかった。緑の鱗の竜はもっとも下位とされ、だからこそハーゴンの召喚にも応じたのだろうか。 しかしそれでも、竜族の持つ威圧感は場を圧倒した。4体…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・163

【初めての死】 6階までの道のりは、過酷を極めた。 稲妻の剣があった階層は、そこから下へ降りる階段があるのみだった。降りた先で、剣のあった場所が2階と判明し、ロランが推測したように、やはり地上付近まで落ちてきたのである。 山の中腹から地上へ落…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・162

「それを敵に向かって振りかざせば、何か魔法が使えるはずよ。名前の通りなら、きっと稲妻が呼び出せるはず」「すごいよ、ロラン!」 ランドがはしゃぐが、ロランは両手で剣を目の前に捧げ持ったまま、無言でいた。「ロラン?」 ランドはロランの顔をのぞき…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・161

落ちる。 落ちる。 落ちる――。 今度はロランが二人を両手につないでいたが、冷たく重い空気を切って矢のように落ちながら、これでは風のマントでも空気をはらめず助からないだろう、と考える間があるほどに長い落下だった。 だが、風のマントは3人を見捨て…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・160

【稲妻の剣】 闇は冷たく、濃さを増していた。 ロンダルキアへの洞窟5階。ロラン達は再びここまで到達していた。邪神の像の力で開いた洞窟の入り口はそのままであったが、そこから魔物の群れが地上へ押し寄せたという話は聞かない。内部は不気味なほど静か…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・159

「勇者ロトの血だけがそれをなし得るのは、なぜですか?」 今度はランドが尋ねた。ルビスは答えた。 ――ロトがこことは別の世界からきた若者であることは、すでに知っていますね。ロトは、他の人間にはない特殊な魂と宿命を背負って生まれてきた者です。長く…

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・158

ルビスは、静かにルナの激高を受けとめていた。ゆらゆらと光る青い光の中心に、何も認めることはできない。だが、気配が悲しんでいた。深く同情していた。 ――勇者ロトの末裔、ルナ。あなたは竜王の末裔と会って話しましたね。彼は、何と言っていましたか。 …

自作ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々・157

【精霊の祠】 精霊の祠は、紺碧の海にぽつんと浮かんでいた。 真っ白い石材で造られたそれは、ごく小さな島に建てられており、ロラン達の持つ魔法の地図がなければ発見できなかっただろう。それほどの小ささだった。 島は、一つの岩を浮かべたようなこぢんま…